茨城県のブランド梅、加賀地蔵の塩分10%無添加梅干、茨城の賜

漬物食レポブログ
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茨城県といえば水戸偕楽園の梅はよく知られるところ。そのブランド梅である加賀地蔵を塩だけで漬けて干した茨城の賜(たまもの)という梅干を茨城県のアンテナショップで発見。食レポだけでなく、吉田屋さんという地元の超老舗漬物企業についても紹介します。

吉田屋さんは天保元年(1830年)創業の歴史ある漬物製造販売業者

茨城の賜を製造販売している吉田屋さんは天保元年(1830年)の創業で、2020年現在の代表取締役は7代目。200年近い歴史があって、現在もっとも注力しているのは梅干ですが、らっきょうや奈良漬も手掛けている漬物メーカーです。
茨城の賜で使われている梅は茨城県産の加賀地蔵という品種ですが、100%茨城県産の梅を原料としてブランド展開する『常陸乃梅』というプロジェクトの一翼も担っています。
ちなみに、吉田屋さんの公式サイトを見ると、以前は他県産の梅を梅干にするケースが多かったこともわかります。

水戸の偕楽園は梅の名所として知られています。観梅の時期には全国からの観光客で賑わいますが、当店の梅干しも、観光地で販売されている様々な梅製品も、その原料となる梅のほとんどは、茨城産ではありませんでした。実は茨城の梅の作付面積は全国で3番目に広いのですが、出荷量はトップ10にも入っていません。

引用元:吉田屋公式サイト(http://kk-yoshidaya.co.jp/project/)

肉厚でストレートな酸っぱさがご飯をすすませる!

加賀地蔵の品種特性は4Lサイズの大きな実で、味も濃厚。確かに大ぶりで、果肉の食べ応えがしっかり感じられます!
ちなみに、写真のご飯は発芽玄米。茶碗1杯分が茨城の賜2粒で完食となりました。

茨城の賜+金宮+ソーダで大満足の無添加梅干サワーに!

迷うことなく梅干サワーもいただきました。
合わせたのは金宮ソーダを入れる前に梅肉をほぐしておくと、炭酸によってうまく拡散されるようです。
このお猪口的グラスで茨城の賜1粒をフルにほぐしてしまうと、1杯目は梅干が濃過ぎると感じたほど。最初は半分程度ほぐして、2杯目・3杯目といただくのがバランスよかったです。

お手軽なコンビニ日本酒とのマッチングにもトライ

次に日本酒とのマリアージュ。セブンイレブンにあった菊水の辛口一ノ蔵特別純米酒の2種類です。お手軽な価格とサイズで選んだ面が強いのですが、淡麗辛口タイプと純米酒では茨城の賜という梅干との相性はどうなのか?
強いていえば純米酒の方が好きな好みの味わいと感じましたが、日本酒に入れるより梅干を肴として飲む方がいいなぁというのが結論でした(笑)。

今回の漬物情報

茨城の賜:吉田屋
100g:500円(税別)

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